2018年2月28日水曜日

着工式本番

諸々打ち合わせたのち、着工式。
 
正面玄関から再び社屋に入ると、その日に出勤していた人たち総出で出迎えていただき、レッドカーペット(!)まで敷いてあり、地下の会場に導かれる。

設計、営業の方々、工藤建設の方々、大工、内装、設備、電気、外壁など(漏れているかもしれません)の方々も出席され、どのような家ができるのか、プランの紹介があった。
 
続いてまずは設計の方々から一言づつお話。そして実際の現場の方々からの挨拶。

そしてフローレンスガーデンが大切にしている現場をキレイにする、施工業者向けのビデオの上映。単純な事だけど、大事なことは何度も繰り返す必要があることを実感。

私からも挨拶を促され、集まっていただいたことに感謝と、ご縁に感謝、素晴らしい設計に感謝と、あとは現場の皆様に託すことをお伝えした。

妻からの挨拶は、フローレンスガーデンに出会えてよかったこと、素晴らしい設計になったこと、家造りは夫婦としても経験し難い体験だったこと、そして現場の皆さまに後は託すことを伝えていた。怪我をしないように、とも。そして営業の方が見つけてきた、電子ピアノで、二曲披露。

乾杯し、記念撮影して、着工式は終了。
 
あっという間で、写真など撮っている間がなかったですが、会社の方がビデオなど取っていらしたので、あとでいただけるのでしょうね。
 
さあ、まだ細かい内装のことや、実際の現場で持ち上がる細かいことを解決する必要がありますが、工事本番です。

着工式、のその前に

先日、着工式を済ませてきました。

その前に偵察してきた現場では、すでに、擁壁をいれて地下の掘削工事を開始している。


工藤建設に移動して、私は図面を起こしてくれるHさんと営業のOさんとでと細かい設計と設備の打ち合わせ。
・窓ガラス、YKKのAP330の網なし準防火ガラスを使うことでよいか。一箇所、風呂場だけ曇りガラス。
・ドアノブ、トイレ二箇所は、表示錠がドアノブに加えてつくが、シンプルな鍵だけのものにするか、表示錠をつけるか。
・地階には、階段降りてすぐにドアあり、これは格子状で区切られてガラスが入るが透明にするか曇りガラスにするか。インテリアコーディネーターのOさんに確認する。
・書斎などに作り付けにする棚板の厚みを20mmから27mmにする。
・TV配線を4K/8K対応にするか→何も考えずに4K対応にする。
・脱衣所の作業用の折りたたみカウンター、探したがよいものなし。ワイズキッチンに相談。
・地階の天井梁は、450 X 450 mm のもので決定。
・地階スタジオを作ってくれるアコースティックデザインシステムとは、工期や工事範囲の要確認。
・できればドライエリア上空のグレーチングは最後の完成時にピアノ搬入して閉めてしまいたいが、ピアノ未搬入で閉めることも検討。
・キッチン、風呂、洗面所の設備の確認。
・書斎のエアコンが盛り込まれていなかったので、入れてもらう。ピアノ室のエアコンはアコースティックデザインシステムとも相談して決定。
・脱衣所、洗濯機の後方・上方に窓があるが、今のままだと洗濯機の天井部分と窓の下部が重なり、掃出窓のクランクを操作できない→窓を小さくすることに決定。

この間に妻が外構を設計してくれる方と相談して決定。

最後に、やっと会えた工事監督の方から工期の説明とガントチャートをいただく。現場で度々ある確認日は、死守する必要あり。予め予定していないと、いろんな用事を入れてしまいますからね。
さて、長くなったので、着工式本番は別の投稿で。

2018年2月22日木曜日

着工式までの合間

さて、地鎮祭はやったものの、現地は囲いを作るとか、まだまだ着工とは程遠そう。

妻も海外に出張しているので、着工式は来週の予定。

それまではほとんど動きがなく、契約書の変更をしました。
・一つは、工期の変更。もともとが1月着工、6月半ばに引き渡しだったので。着工が遅れたので、その変更。
・もう一つは、引き渡しを6月末に修正するとともに、契約金の変更によるもの。

期日などがあり、2つの変更を行う必要があったようです。

さて、しかしながら「引き渡し」といってもこの段階ではまだ外構や、地下のスタジオができてないはずなので、最終的に住めるようになるのは7月末でしょうね。そのつもりで引っ越しの時間どりしておかないと。

2018年2月14日水曜日

地鎮祭

当初の予定では、
日曜日 地縄確認、地鎮祭、四者会議
二日後 着工式
でしたが、当初の予定日は現場監督の都合がつかず、まずは地縄確認、地鎮祭を執り行うことで予定変更。

着工式は、現地の着工準備が終わって2月の後半に行うことになりました。

あまり信心深くない我が家は、神主さんを呼ばず、略式で執り行うことに。

そのような簡略な地鎮祭も現場監督(は実は風邪でダウンされて、副監督がいらっしゃってた、若い!)が仕切ってくれました。比較的暖かく、天気も良かったのが幸い。用意などは建設会社が一式を持ってきてくれます。

お祈りをささげ、地縄が張ってある北東の杭、そこから時計回りに南東、南西、北西にまわります。

現場監督が、二礼ののち、お酒を三回降り注ぐ、そして一礼。
私が、二礼ののち、塩を三回撒いて清める。そして一礼。
妻が、二礼ののち、米を三回撒く、そして一礼。

これを四隅でおこなってお終いです。

神式で行うと、色々大変そうですね。それに「略式」も地方や建設会社によってまちまちのようです。

そのあとはご近所をあいさつ回り。二軒ほどしか実際にお話できませんでしたが。

そして図面を書いてくれているHさんと地面境界の確認、建物の外壁の位置の確認、地面レベルの確認をして、現地での作業は終了。

そして練馬営業所へ移動して、外構の打ち合わせを。

敷地を結構いっぱい使っているのに、杉並区は緑化条例があってある程度の木を植える必要がある。その位置を決めて、先日相談した台所勝手口のウッドデッキの造作も決まってきてほぼ終了。

しかし設計で一つ大きく変わるところが。地階音楽室はL字型になるのですが、そもそも最初は長方形に音楽室を設計。図があれば簡単ですが、Lの縦線の部分が音楽室で、横線の部分は小さな作業部屋かホールになる予定でした。しかしその壁を取っ払い、L字型の大きな部屋にしたのです。

スタジオを作ってくれる会社からは、そのL字の部屋全体を折り下げ天井にしたり、照明のレーリングを回すように設計してくれていましたが、しかし構造を維持するために梁が出てきてしまうことになるので、L字の部屋の東西で区切りができてしまうことに。そのため折り下げ天井は長方形で、レーリングの形状も再検討になるようです。

さらに地階の縦(南北方向)に太めの梁を回す必要があるので、一部の天井高の調整や廊下にその梁が出てくるので、化粧材やモールディングでうまく隠すようにお願いいたしました。

さて、この費用はどうなるのやら。キチンと話を詰めておかないと。

2018年2月3日土曜日

覚書・つなぎ融資

全く知らなかったので、覚書で書いておきます。

ローンを申し込むと、年収などに合わせて借りられる金額が決まります。自己資金が巨額な人は、少ないと思われるので、当然「ローン金額>自己資金」になるはずです。

今回のように、土地をまず購入して、建物を立てるのは初めての経験で知らないことだらけでした。

ローンを組む際に、まずは土地+建物の概算で返済金額を決定し、今回の場合にはまずは土地の分のお金を借ります

お金を借りると言っても、今現在の住居の返済も同時に発生しているので、2つのローンの返済を始めると家計が破綻します。そこでもったいないですが、私がローンを組んだ銀行では最長一年、利子を払うことで返済開始を遅らせることが可能でした。

その次には建物のためのお金を借ります。その時、建設会社に払うのは大きく、
着手金・手付金:契約するときに払うお金です。100万円くらいが相場ですが、契約金額の10%を求められることがあり、これは交渉次第です。
着工金:いよいよ、プランが煮詰まって建築申請も許可されて、着工前後に支払うお金です。大体が、契約額の30%です。
上棟時支払い:主要構造部材が組み上がった状態の段階で、このときにも契約額、もしくは修正契約額の30%程度。
引渡し時:残金をお支払します。

この四段階を踏むようです。最終的な金額は、我が家の場合、間取り等は決まったけれども、細部がまだまだで、引渡し時に調整になるでしょう。さらに音楽スタジオを頼む施工会社は別途契約です。

さて話を戻して、ローンの仕組みは、少なくとも私が依頼した銀行では、
着手金は自己資金を使う。
着工金、上棟時支払い、は「つなぎ融資」を使う。これは建築が仕上がり、ローン全体が開始されるまでの一時的に借りるお金です。 金利は、少し高めになりますが、家が建つまでの最長6ヶ月ほどの金利を別途払うことになります。
・そして最後に引渡し時に、すべてのローンを改めて開始することで、今までの、先行していた土地のローン、着工金、上棟時支払いの二回のつなぎ融資も解消して、一つのローンとして返済が開始します。

私の理解がこのようですが、金融機関によって多少の差があるものの、殆どがこのような様式でお金のやりくりをしているのでしょう。

建売を買うならば、一括でローンを組むだけなので、全く知らない世界でした。

建設会社選び番外1・地下室その後1

気がつけば、半年ほどブログ更新してませんね。 しかしそれでも、たまに読まれている記事は、建設会社選び4・地下室、のようです。 我が家は、音楽室を中心に作ったと言っても言い過ぎではないので、地下室は最重要ポイント。約一年ほど、住んで、使って、わかった点を少し書きます。 ...