全く知らなかったので、覚書で書いておきます。
ローンを申し込むと、年収などに合わせて借りられる金額が決まります。自己資金が巨額な人は、少ないと思われるので、当然「ローン金額>自己資金」になるはずです。
今回のように、土地をまず購入して、建物を立てるのは初めての経験で知らないことだらけでした。
ローンを組む際に、まずは土地+建物の概算で返済金額を決定し、今回の場合にはまずは土地の分のお金を借ります。
お金を借りると言っても、今現在の住居の返済も同時に発生しているので、2つのローンの返済を始めると家計が破綻します。そこでもったいないですが、私がローンを組んだ銀行では最長一年、利子を払うことで返済開始を遅らせることが可能でした。
その次には建物のためのお金を借ります。その時、建設会社に払うのは大きく、
・着手金・手付金:契約するときに払うお金です。100万円くらいが相場ですが、契約金額の10%を求められることがあり、これは交渉次第です。
・着工金:いよいよ、プランが煮詰まって建築申請も許可されて、着工前後に支払うお金です。大体が、契約額の30%です。
・上棟時支払い:主要構造部材が組み上がった状態の段階で、このときにも契約額、もしくは修正契約額の30%程度。
・引渡し時:残金をお支払します。
この四段階を踏むようです。最終的な金額は、我が家の場合、間取り等は決まったけれども、細部がまだまだで、引渡し時に調整になるでしょう。さらに音楽スタジオを頼む施工会社は別途契約です。
さて話を戻して、ローンの仕組みは、少なくとも私が依頼した銀行では、
・着手金は自己資金を使う。
・着工金、上棟時支払い、は「つなぎ融資」を使う。これは建築が仕上がり、ローン全体が開始されるまでの一時的に借りるお金です。 金利は、少し高めになりますが、家が建つまでの最長6ヶ月ほどの金利を別途払うことになります。
・そして最後に引渡し時に、すべてのローンを改めて開始することで、今までの、先行していた土地のローン、着工金、上棟時支払いの二回のつなぎ融資も解消して、一つのローンとして返済が開始します。
私の理解がこのようですが、金融機関によって多少の差があるものの、殆どがこのような様式でお金のやりくりをしているのでしょう。
建売を買うならば、一括でローンを組むだけなので、全く知らない世界でした。
2018年2月3日土曜日
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