2018年12月16日日曜日

ピアノ搬出・搬入その2

夏にせっかく入れてもらったピアノですが、製造から50年。日本とヨーロッパの往復を2回しているし、今回も妻の実家から運ばれてくる。いくら大切に扱われても、経年劣化には勝てずに、ところどころ塗装が剥がれかけていました(写真を取っていないことにいまさら気がつく)。

移動させずにできる応急処置は限られているし、素人が手を出すものではない。そこで専門の工房に出して全面的に塗装をしてもらうことにしました。

グレーチングを外したところ。一枚一枚が重くて、荷作業になれている方々でも相当に重そうでした。

塗装をしなおす一台目を釣り上げる準備中。

あまりに重いので、クレーンを使ってはめ込もうとするのですが、時間重視で結局手作業でもとに戻していました。

やってきた二台目のピアノ。やはり若々しい感じがする。本日搬出したピアノが戻ってくるまで、一人でお留守番です。

2018年11月5日月曜日

植栽する・その2

ご無沙汰しています。もう11月ですか。

出張続きで、なかなか荷物が片付きません。というのは言い訳で、服や書類などの断捨離を進めないといけないのはわかっているのですが。

妻の家族にも協力してもらい、西面にパンジーを植えました。

きれいに植えられていますが、いつ植え替えなのか、身内とはいえあまりにおんぶにだっこでしてもね。手前の低木は細葉南天(さいようなんてん)です。

2階西面のフラワーボックスにプランターを設置し、アイビーを植えたのですが、まだ定着していない可能性もあるので、写真は後回し。

2018年10月16日火曜日

植栽する・その1

都内では区の条例で木々を植える必要があります。

植栽できるように最低限の敷地ながら、土面を用意しておきました。外構を作る時に一緒に頼んででも良いのですが、何しろ費用が嵩んでしまい、妻のご両親にお願いして植木を探してもらいました。

なるべく手間がかからないように、正面にはオリーブの木。

西面には細葉南天。
 その拡大。

樹木はほっておけば結構大きくなるので、最世はこれくらいの小ぢんまりした感じで良いかと思います。

2018年10月3日水曜日

自宅を売る・その5・返ってくるお金

結局、土地と建物のローンの返済がまとまった段階で、ローン保証料のことは頭から抜けておりました(ここに書いてあります)。

私が説明するよりも、一括(外枠式)、分割(内枠式)の説明は、このようなサイトが参考になります。

 自己資金など、結構ギリギリで回していたこともあって、この想定外の保証料が必要だとわかって少しまとまったお金が必要だったので慌てました。

それとは別に、自宅を売却して、返ってきたものがあります。

・旧宅にかけていた、火災保険料
・旧宅のローンの、保証料の一部

そんな巨額なものではないですが、少しまとまったお金が来ると、まだまだ揃っていない家具とかの足しにはなるので、助かるのは事実です。

家具を入居の際に揃えるのはやめました。お金の問題というよりは、「家具は新居のサイズが体に馴染んだあたりで、ゆっくり買い揃えてゆくのが良いですよ」という我が家の設計をしてくれた建築家Kさんの助言に夫婦で深く納得してしまい、今に至っています。そして、この言葉は我が家の環境にとっては金言です。

さて、また別の話ですが、自宅を売って手に入ったお金にかかる税金も心配です。しかしながら少し調べた限りでは、もともとの購入価格よりは下回った価格で売っているので、あまり心配する必要はないようですが、落ち着いて調べませんと。

2018年9月22日土曜日

外構の完成・その2

台所のお勝手口、そもそもが妻の希望で、ゴミを室内に置いておきたくないので、勝手口から外に設置したゴミ箱にゴミを捨てたい、ということで増設されました。

しかし、半地下の地下室が作られることもあり、1階の基礎部分がそもそも地上から1メートル近く立ち上がるので、中途半端な構造にすると、おそらく勝手口から人が落ちてしまう懸念があったので、小さいですがウッドデッキを作ってもらいました。

ここにゴミ箱を並べようか、と相談していましたが、それも美しくないので、探しに探して、ディノスで外置き用のゴミ箱を見つける。カタログ上では、ウッドデッキのサイズとギリギリでしたが、配達されて、説明図を見ながら1時間ほど格闘して組み上げ、やってみると本当にぴったり。
まあぴったりすぎて、向かって左の扉が完全には開かないのですが、機能的には問題ない。
何も入っていない時には容量が小さいように見えますが、45リットルのゴミ袋を置いても余裕ですので、想定通りゴミの仮置場としては活躍してくれると思います。

それにしても、この手の通販で買えるモノですが、販路が限られれているのか、はたまた私達が欲しいものが限られているのか、大体が同じような製品に行き着いて、するとアマゾンとか、ディノスで売られているものに行き当たります。

2018年9月14日金曜日

郵便物

郵便に関しても、忘れていた、もしくは確信犯で何もしていませんでした。

とりあえず、旧宅の郵便ポストは面倒を見てくれる人がいないので、何も入らないようにガムテープで封をしてしまう。

同時に引っ越してからですが、ネットで郵便転送の申込みができます。昔は中央郵便局に行かなければできなかったようですが、ネットで申し込み、いくつか個人情報の確認があって、今ではスマホがあれば完結してしまいす。メールアドレスの確認と、自動応答の電話にかけて電話番号の確認と、多段階の個人認証を経るので少し時間はかかりますが。

e転居(あきらかにスマホ向けのサイトの作りですね)

それでもやってくるアナログ郵便は、新居の住所を伝えることにして、気長にやってゆくしかないですね。これを考えると、個人情報の保護とバランスを取る必要がありますが、一括して転居の通知ができるサービスがあると便利だなあと思います、

2018年9月13日木曜日

自宅を売る・その4

まあ、すでに売却済みで全ての権利が買った側に移っている物件の話ですが。

だいたい予想できていたことですが、私が売却した価格+リフォームに要するであろう金額にしても、不動産の広告で、ネットで提示されている価格はずいぶん法外な価格がついているように思います。

旧宅を手に入れたのが2009年1月で、築浅の2006年11月の物件でした。東京都内の地価もおそらくバブル景気以降に地価がさがり2008年で少し上昇傾向であったもののリーマンショックで冷水が浴びせられて、借地権つきの物件であることを考えても割安に感じました。住宅としては、戸建てであるものの、設備とかは、むしろその前に住んでいた少し手狭なマンションが、その当時の先進的な設備を入れていたので、むしろ後退した前時代的な印象を受けるような建物でした。

その物件を買ってくれた不動産屋がやっていることは、(おそらく)徹底的に外見(と言っても塗装でできる範囲ですが)をモダンなものにして、時代を感じさせる部分、特にキッチンを今の流行りの対面キッチン・カウンター付きなどに仕立てるのでしょう。水回りも含めて、設備は10年も使えば相当に汚れるし、10年の間で流行も変わるし、新たな設備が使えるようになる。

買って頂く方には大変申し訳がないのですが、旧宅は10年以上前の東京都内の標準的な木造軸組み(従来工法)の建物です。木造軸組みが悪いわけではなくて、その当時の建売住宅の最低限の性能しかないので、断熱とか、防音とか、耐震とかは当然、建築基準は満たしているけれでも、今日的に同じような予算で建てるには最低限の性能しか満たしていないし、通常の建売住宅は、そんなものだということを学びました。

ただし、旧宅に入られる方にとっては、ロケーションは最高です。文京区のなかでもかなり騒然とした場所(大きな通りに面していると結構交通量が多いので)に位置しながら大通りから少し離れるだけで、相当に静か。地下鉄4路線が徒歩圏内で、JRの駅も3つが無理なく歩いて行ける。不動産のホームページの物件紹介でもその点が強調されていました。

そしてびっくりしたのが、おそらく我々が退去した直後に取られたとおぼしき写真が、結構床とがピカピカで、綺麗な物件だなあと思わせるものだったことです。もちろん、売りに出すものの写真は美しく見えるようなものを選択するはずですが、内情を知っていると、逆に感心するくらい美麗な物件に見えました。

(2年弱で私に売ってくれた前のオーナーがフロアコーティングをしてくれたおかげで確かに床はピカピカに見えます。)

このように書いてきて、決してこの物件を買うな、とは言いません。あくまで買い物とは自分が払っても良い・満足できる対価を払う行為、であるので、この物件を気に入ってくれて、総合的に判断して(ロケーション、住宅の性能など)これでよい、かつ住んで満足してくれれば何でも良いのです。立地とか、景観とか、近隣の環境とか、住宅の性能とか、誰にとっても満点の建物など存在しないので、自分たちが何を重視して、払える・払ってもよい予算でまかなえるものならば、買って・住んで満足するのが一番だと考えます。ネットとか雑誌で見る記事は扇情的すぎて、「買って得する」「買うと損する」「こんな住宅は買うな」「こんな街には住むな」「この物件が伸びる」など、ほとんどが読むに値しない本文に誘導するためだけのリード・見出しがほとんどなので、読むには値しないし、たとえ自分が住み始めたあとでそのような記事を読んで動揺する必要もないと思います。

私は旧宅を手に入れて、住んで、多くのことを学びました。その点では感謝しか感じないし、リフォームされたこの家に住まわれる方々が幸せになることを祈るばかりです。

外構の完成・その1

五月雨式に工事が行われて、外構がようやく完成する。

北面、簡素ですが、扉が付く。
 あまり何も考えてませんでしたが、お隣さんの扉と高さが合わさっている。

そして家の正面、玄関の手すりと南面の窓にアイアンが付きます。
すみません、表札代わりのアイアンは流石に名前はボカしました。
 こんな感じで。
 玄関手すりも、主張しすぎない程度の簡素なもので。
 別角度から。
 塗装前がこのような感じで、やや落ち着かない。
見慣れると、まあこれでもありかな、と思えてしまうので不思議ではありますが。

お勝手口のウッドデッキも設置してもらいました。
少し不思議な形の敷地に合わせて最大限の活用、かつ、隣家にも配慮した作りです。

2018年9月10日月曜日

転出・転入届

うっかりなのか、確信犯なのか、引越の最中に転出届をしていなかったことに気がつく。

急ぎ調べると、用紙に記入すれば(おそらくどこでもそうでしょうが)文京区では郵送で扱ってくれる。文京区の場合には春日にあるシビックセンターでしたら転出の届けができないので(と私は思っている)、そこへの移動と、待ち時間は馬鹿にならない。

プリンタがないので、ネットでコンビニの多目的プリンタで印刷。記入して、切手を貼って、とやろうとしたらコンビニにある切手は82円とかよく売れるものしかない。仕方なし、近くの郵便局を探して、投函。「転出証明書発行申し込み」と朱書きしたせいか、木曜に投函して、土曜には返送されてきました。

杉並区は、区役所が少し離れた南阿佐ヶ谷駅のそばにある。まあ大抵、一番大きい区役所の住民課は混んでいることが多いし、それ以外に区民事務所があって、いろいろな手続をやっている。土曜日も交代で開いているので荻窪事務所に行ってきて、まずは転入手続き。

同時に転居や銀行などに提出するために、住民票の写しも申請。杉並区は申請しなければ、マイナンバーは記入されない仕組みのようです。

さらには印鑑登録をして、登録証明書も提出用に手に入れる。

妻は、国民健康保険なのですが、こちらもすぐに発行してくれました。

マイナンバーカード、私は通知お知らせだけを持っていたのですが、ネットでもカードの取得をできることがわかり、手持ちの写真を使って申請できてしまう。ふむ、便利ですね。

あまり混んでいない窓口で、移動を含めても1時間位だったし、荻窪事務所は駅からも割あり近いことがわかりました。

2018年9月9日日曜日

スライド書棚が入る

大きなパーツをなんとか階段室から入れて、スライド書棚をいれてもらいました。この大きさだと、一人での開梱・設置は困難です。

邪魔になっていた階段室の電灯を外し、無理やりやったため部品を分解してしまい、悪戦苦闘して元にもどし、スイッチを入れると・・・見事に点灯しない。おかしいと思って、よく見たら破損するのを恐れて電灯を外していただけでした。

さてスライド書棚。楽譜や書籍を大量に持っている妻の希望で、まずは探す。楽譜は大きいのでA4が入るスライド書棚を探すと、A4ブックマンという書棚があったようですが、しつこくは探してはいないものの、現在は入手困難なようです。残念。

それである程度の大きさ、ということになり、かつホワイトを入れてほしい妻の要望を叶えるべく探すと、ディノスの商品に行き着きます。

サイズは幅168cm、高さ237cm、2本あるレールの前方をつかって奥の棚に大きな楽譜などを入りやすくしたので、奥行きは約50cm
 棚板がまだ入っていないのは、どのように配置するか全くわからないため。


2018年9月7日金曜日

玄関シャンデリアを直す

引っ越しでバタバテしているうち、いろいろ不思議に思う点がありましたが、まずは玄関のシャンデリアが結構低めで、荷物を入れてくれる方々の頭などにあたってしまうこと。

それだけならば何とかなるのですが、気がついたらせっかく取り付けたシャンデリアが損傷しておりました。

ぱっと見た時の写真で、私は気が付かず、妻が気がつく。

わかりにくですが、やはりクリスタルが2,3個欠けている。引っ越しの途中で、この欠けた部品を目にした記憶があって、しかし「なんだろう」と思ってもシャンデリアの部品と思わず、バタバタしている間にどのようにしたのか記憶もありません。

いつも頼りにしているインテリアコーディネーターのOさんに連絡を取ると、メーカーに連絡を取って、右のパーツを送ってくださいました。
それを入れ替えて、玄関シャンデリアは一件落着。

追記:クリスタルが直ったと思ったら、電球が切れる・・・。この際、LED電球を試すことにします。

グレーチングがつく・その1

遅くに帰ってくると、グレーチングが取り付けられていました。


もう一台のピアノを入れるまで、ボルト固定はしないはずなのに、バッチリしまっている・・・。まあいいや、思ったよりも細かく分割されていて、ボルトさえ外せば人の手でも一枚一枚あげることはできそう。

朝6時過ぎ、外は曇り空ですが、まずまず明るい、というより気が付かないように思います。もちろんグレーチングの上に車を停めると暗くなるでしょうね。

 上を見上げると、光は入るけれども、視線などは遮ります。

さて、詳しくはまた。

2018年9月5日水曜日

カーテン取り付け・その5・地階

さて少し間が空きましたが、地下の音楽スタジオ。

こうやって写真を取ると、エアコンとか、換気の空気取りなど、うまく隠す調度を設置したくなります。

少し斜めで写真を撮っても、エアコンは入り込んでしまう。
ここまで見切ると、あたかもエアコンがないかのようにスッキリするのですが。

少し暗くなってから、地下のドライエリアを見る。これも数日後にはグレーチングが入って、このような写真は簡単には撮れなくなりますが。

2018年9月1日土曜日

ピアノ搬送

一日がかりの作業でした。といっても私は出発点でピアノの運び出しを見守り、終点でピアノの搬入を見ているだけでしたから。

旧宅にあった、妻のグランドピアノ。グランドの中でも小振りで、奥行きは170cmもないほどの小さなピアノ。しかし、普通の建売戸建ての一階六畳間にこれを入れるとさすがに無理がありますね。

こんなのがどうやって入ってきたか、ですが、答えは順を追って。建売の普通の間取りの玄関・廊下は狭すぎて、入りません。

まずは搬出・輸送に備えて、厳重に梱包。少し見ていましたが、当然この重量を支えるための脚を取り外すのも力技。さらには窓ガラスも外してしまう。


そして登場するのが、このクレーン車。
このクレーン車のアームをパズルのように電線を回避して伸ばしてゆき、ピアノのある部屋の窓辺りで準備をする。(ちなみに看板とかと警備の方は近くの水道工事で配置されていました。全く関係なかったのですが、助かったのは事実です)

そうしておいて、部屋の中ではピアノを吊るす準備をする。小さいと言ってもグランドピアノは300kgを軽く超える重量があるので、ベテランの作業員3人でなんとか位置を決める。
クレーンを使って吊るして行き、窓の幅ほぼギリギリいっぱいで、ピアノを出してゆく。
 植えてある木を巧みにすり抜けて行きます。
外に出る。作業の方が右を見ているのは、車が通り過ぎようとしているところだからです。

そうして外に出されたピアノはしっかり固定されて妻の実家へ。

私は新居に移動して、荷物の片付けをしながらピアノが来るのを待つ。

妻の実家で作業が手間取ったのは、雨が降ったり、クレーン車をいれた隣家の場所が(どういう構造かわかりませんが)地盤が持たないと判断して、クレーン車を移動して作業し直したり、実家のピアノを解体・梱包して、クレーンで2階から運び出し、旧宅からのピアノを搬入し、設置したからです。

待つこと約5時間。来ました。こちらは妻がずいぶん長い間ともにしてきたグランドピアノ。聞けば1967年か、1968年製造なので、製造からもう50年! でも現代のピアノとしては必ずしも「古い」ものではないそうです。とにかく、でかくておそらく350kgはゆうに超える。しかも妻の留学に合わせて欧州と日本を二往復(!)している。

そしてこれをクレーンを使って引っ張り上げます。とさらっと書いていますが、クレーンのアームを電線を回避しながら伸ばすのはまさにパズルでプロの技。

この写真、ピアノが見づらいですが、本日の作業をよく表現している映像だと思います。

ここまでくれば、ドライエリアにピアノを降ろし、作業続行。ビニールがかかっているのは実は天候が不順でこの作業中にもポツポツ雨が降ってはやんだり。さらにはピアノを運んで1時間ほどしたらかなりまとまった雨が降ったので、その悪天候に出くわさずよかったです。

 そして4人がかりで部屋の中に運び入れ、設置。
 位置を決めています。

そして脚やペダルをつけ直して、作業完了。

朝9時には旧宅に行って、最後の片付けを行いながらでしたが、終わったのは午後5時前。同時並行で家具を2つ入れる、まで行ってしまい、充実した・しすぎた1日でした。

建設会社選び番外1・地下室その後1

気がつけば、半年ほどブログ更新してませんね。 しかしそれでも、たまに読まれている記事は、建設会社選び4・地下室、のようです。 我が家は、音楽室を中心に作ったと言っても言い過ぎではないので、地下室は最重要ポイント。約一年ほど、住んで、使って、わかった点を少し書きます。 ...