はじめまして。
家造りを思い立ち、2016年の初頭から家を探し始めて、土地を購入するまで1年半、そこから建築メーカーを決定するまで3ヶ月かかりました。自分の備忘録として、いろんなことを書き記したいと思います。
・妻が音楽家です。グランドピアノがあり、現在の自宅(木造軸組の建売)の1階、6畳間の窓2つにLIXILのインプラスをはめ込み、たまたま窓の一つが道に面していて、隣家との距離が直線・曲線で5から6メールとあり、もう一つの窓が車庫に面しているものの、ご近所を気にして、早朝や夜9時を過ぎると電子ピアノで練習しています。
・防音がなされていない家の最大の欠点は、外に音が漏れると同時に、家の中にも音が響くこと、です。
・妻のお師匠さんや、お友達のレッスン室は、お弟子さんを呼ぶために、グランドピアノが2台横に並んでいます。さらに、例えば付き添いの家族(大抵はお母様)が座るスペースが欲しいとか、ピアノ以外の楽器の協奏をする練習スペースを欲しいとなると、あっという間に15畳くらいの有効スペースが必要になります。
・いつか書きますが、防音工事を専門業者に頼むと「防振浮二重構造」を勧められます。イメージとしては、普通に作った部屋のなかにピッタリ(といっても防音のための隙間などがありますが)もう一つ部屋を作り込むイメージです。この防音のために2畳分くらいの広さが犠牲になるので、防音室は17畳以上の設計にする必要あり・・・、って私、金持ちでもなんでもなくて勤め人なんですけど。
これに、普通に住むためのスペースが必要なわけです。ダイニング、リビング、浴室などの水回り、寝室や、部屋、収納スペース。必要なスペースを考えると、新築建売や、中古の物件でこんな無茶な条件に当てはまる物件はありませんでした。
というわけで、こうなれば土地を探して、自分で家を建てるしかない、という結論に至りました(今の私ならば、信頼にたる建築会社が土地探しを手伝ってくれるところもあるので、それを使うのも手でしょう、と考えるでしょう)。自己資金をどれだけ入れられるか、ローンをどれだけ組めるか、いろいろ調べ、土地に出せるお金を約半分、そして建設費に約半分と踏んで、だいたい条件にあうエリアで土地探しを始めたのですが・・・。
東京都内で良い土地を買うのを完全に舐めていました。不動産にも依頼したのですが、世間知らずでしたね。都内の人気のエリアの土地は、未公開の段階で買い手がつくことがほとんどのようです(私の印象ですが)。特定エリアに住む人は、その街が気に入っていることがほとんどで、土地が売買対象になる、という情報はご近所の人とか、地元密着の不動産がいち早くキャッチして、手をつけてしまうようです。そのため、ネットとかに広告が出るときにはすでに申込みが複数入っているか、土地に難があったり、価格が折り合わず、売れ残っている物件のように思います。
という訳で、土地に巡り合うまで、1年半近くかかりました。しかしまあ、この時間は後になって建築会社を選ぶための準備期間に少しはなったと思うので、無駄とは思っていません。こんな機会がなければ、訪れる機会のなかった東京のいろんな街に行ったので、良い経験と考えます。
さて、長くなりました。今日はこれくらいで。
2017年9月24日日曜日
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