あまり、自宅を建てるのに本は読みませんでしたが、資料請求したとある工務店から、田鎖郁夫著「そうか、こうやって木の家を建てるのか。」が送られてきました。
まあ、重量木骨あるいはSE工法の宣伝本ですが、その中の工務店選びのチェックリストが参考になります。
その一番最初は(完全な引用ではないのですが)、「古本屋へ行って建築関係や、住宅に関する本や雑誌を買ってくる。気になる外観や内装などの写真を切り抜き、A3くらいの大きさの台紙に貼る。台紙も色とりどりな物を選んで、自由に選ぶようにする。その台紙の色や、貼り方なども施主が何を求めているかの参考になる」と言うものでした。
立ち読みしたので出処不明なのですが、「住宅に関する雑誌を買って、気になる写真には付箋を貼る。できればなぜ興味が湧いたかをメモする」というのも、自分(もしくは家族)がどんな家に住みたいかを調べるのに参考になると思います。
これは効きます。結局、大手のハウスメーカーで提示されるプランにはピンと来ず、行き着いたのは、「輸入住宅」です。旅行で訪れた、下のようなヨーロッパの町並みに強く憧れる(上二枚はパリ、下はリスボン)。もちろん、こんな大きな建物を、もともとは石やRCで作った建物をそのまま作ることはできませんが、デザインとして取り入れる事は可能なはずです。
土地を契約してから、このことに気がつくまで、1ヶ月半ほどかかっています。その期間が長いのか、短いのかわかりませんが、このような住宅が欲しい、ということに気がついたこと、そしてたまたま資料請求してプランを作ってもらった会社が輸入住宅に強い会社であることが幸いでした。
輸入住宅も幅広い概念で、北米風(これも色んなスタイルあり)、北欧風、スペイン風、英国風(これもいろんなスタイルあり)、フランス(地域によってデザインは全く違う)などが有ると思いますが、我が家が選んだのは、フランスの街中、特にパリで見られるような意匠を取り入れること。そしてできればモダンよりも、伝統的なデザインを取り入れたい、という要望に行き着きました。
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建設会社選び番外1・地下室その後1
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