2017年10月3日火曜日

工法など1

地震がおこる日本では、強い家を作るのは当然ですが、言葉がいろいろ出てきます。
・耐震:建築物が倒壊せず、住人が避難することができる、最低限の基準は最近の住宅では満たします。ある程度はこれができないと話になりません。
・制震:制震ダンパーなどを入れて、揺れのエネルギーを吸収。
・免震:基礎の部分に揺れを吸収する構造を入れて、揺れのエネルギーを逃がす。

詳しくは、成書などに任せます。お金があれば、免震などを入れることが考えられますが、設置費、維持費などが馬鹿にならない。

そして、鉄骨のメーカーは地震への強さを売りにしていますし、確かにその面での強度は有るでしょう。しかし、骨組みの強さは重要ですが、建物の強さは壁面の作り方でも決まります。

というわけで、基礎をきちんと作り、木造でも、鉄骨でも構造計算をきちんとおこなって家造りを行えば、耐久力のある家は作ることができるようだと思うに至りました。

次に、今の戸建てに住んでいての一番の不満は、夏が暑くて冬が寒いこと。木造軸組(いわゆる在来工法)でおそらく、Q値(熱損失係数)とか、C値(相当すき間面積)とかが都心の住宅標準程度しかないのでしょう。まあ、これは仕方がない。

鉄骨の住宅のことを学ぶにつれて、気密性を保つのがどうやら難しい、ということがわかってきました。これに対する対策を取っているメーカーもありますが、残念ながら構造的に隙間ができやすい工法を選べば、気密性を高くするのは難しいようだ、ということがわかってきましたので、どんどん、木造に傾きました。

木造のどれがよい、というのは建て方次第なので、どのように断熱しているか、気密性を高めるかの工夫次第ですね。耐久力でいれば、いわゆるSE工法といわれる建物であっても、2X4の様々なバリエーションである枠組壁工法を選んでも、十分な耐震性が得られるようです。

あとは、建ててくれる会社と現場の力次第、というのが現在のところの結論です。

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